日本の伝統的な食材である鯨肉は根強いファンを持っています。しかし、漁獲高が限定されている鯨、味わおうとなると“お取り寄せ”が必要になることも多いでしょう。

 

大和煮の強い甘みが、酒の強さを感じさせない

今回紹介する木の屋「ひげ鯨大和煮」は、そんなお取り寄せグルメのひとつ。南極海や北西太平洋で獲れたヒゲクジラの赤肉を、しょうゆ、砂糖、しょうがを使った甘めのたれでじっくり煮込んだものです。

 

封を開けて、まずはその中身にびっくり。缶の中には鯨肉がぎっしり詰められており、その見た目からは缶の内容量170g以上のボリュームがあるのでは? とすら感じさせられました。また、鯨肉の間には刻みしょうがが入っていて、その香りが食欲をそそります。

食べてみて、まず印象的なのはそのこってりした甘さ。濃い味付けが特徴の大和煮というだけあり、相当な量の甘味を使っているようで、噛む前から強い甘みを感じます。身を噛むとかなりの歯ごたえがあるので、満足感も大きいです。

 

ただし、常温だとややボソボソ感があるので、少しだけレンジでチンするのがオススメ。加熱することでクジラ肉の旨みが染み出してきて、こってりした甘みのなかに肉の味をしっかりと感じることができました。

では、この濃厚な味の大和煮とお酒を合わせることを考えてみましょう。まずアリだと思ったのは、こってり系の芋焼酎ロック。実際にあわせてみると、大和煮の味がとても強いため焼酎の芋臭さがまるで気になりません。料理と酒、双方のこってり感の相乗効果で、さらに強い満足感をもたらしてくれました。

 

焼酎よりさらに強烈な泡盛やウイスキーであっても、このこってり感は健在。むしろ濃い酒であればあるほどその神髄を発揮するようで、強い酒ほどスイスイと進みます。

 

その意味で、赤ワインと合わせる場合は、ミドルボディ以上の重さのものを用意するのがいいでしょう。ヘビーなワインのほうが、バランスの取れた味わいを楽しむことができます。それくらい、この大和煮の甘さは強烈なのです。

 

というわけで甘めのおつまみがお好きという方、久しぶりに鯨肉を食べたくなったという方、強い酒をガツンと楽しみたいという方。ぜひ、この「ひげ鯨大和煮」を、お取り寄せしてみてはいかがでしょうか?

【満足度ポイント】

芋焼酎    ★★★★★

泡盛       ★★★★★

赤ワイン★★★★

 

木の屋
ひげ鯨大和煮
560円

Source: GetNavi web